こんにちは。院長の佐倉です。
年末年始にどのようにお過ごしになるのか
ご予定はお決まりでしょうか。
普段よりも少し豪華な食事を楽しもう
という方もいらっしゃることと思います。
美味しいものをたくさん食べて、
冬の寒さを乗り越えていきましょう。
さて、この時期ごちそうを食べられる機会は
年末年始のほかにも、クリスマスがありますね。
今回はクリスマストリビアを3つご紹介します。
①クリスマスはキリストの誕生日ではない⁉
12月25日はイエス・キリストの誕生日であり、
それを祝うのがクリスマスだと思っている方も多いと思います。
ところが実は、キリストの誕生日の正確な日付は不明なのだそうです。
新約聖書にも誕生日の記載はなく、
だれにもわからないのだそうです。
では、どうして12月25日がクリスマスになったのでしょうか。
起源は325年にまでさかのぼります。
5月の第1ニカイア公会議において、
キリストの降誕を祝う日についての議論がされました。
日付の候補は、おもなものだけでも、
1月6日、2月2日、3月25日、3月28日、
4月2日、4月19日、4月29日、5月20日、
11月8日、11月17日、11月18日、12月25日がありました。
このうち、古代共和政ローマ時代の
「ローマ暦」において冬至の日とされていた12月25日が、
「降誕を祝う日」として次第に定着していったといいます。
②クリスマスの語源
日本ではクリスマスと言われていますが、
これは「クリスマス」という英語が
「キリスト(Christ)のミサ (mass)」
という意味に由来するからです。
フランスではノエル、スペイン語ではナビダー、
ドイツ語ではヴァイナハテン、イタリア語ではナターレ、
などと呼ばれています。
日本でもクリスマス以外に
「降誕祭」、「降誕日」、「聖誕祭」、「聖夜」といった呼び方があります。
③国ごとに違う、クリスマスのお菓子
日本では、昭和の時代の定番・ショートケーキから始まり、
今ではさまざまなクリスマスケーキが販売されていますね。
世界にもクリスマスの伝統菓子が様々あります。
代表的なものをピックアップしてみました。
イギリス:クリスマスプディング
ケンネ脂(牛脂)、ドライフルーツやナッツ、
香辛料、ラム酒などをたっぷり使う蒸し菓子です。
ドイツ:シュトーレン(シュトレン)
バター入りの生地に、
洋酒漬けのドライフルーツやナッツをたっぷり練り込み、
パンのように発酵させて作るお菓子です。
イタリア:パネットーネ(パネトーネ)
パネットーネ種という天然酵母を使って作るドーム型のパン。
卵やバターを使ったリッチな生地に、
ドライフルーツがふんだんに混ぜ込まれていて
お菓子のように味わえます。
フランス:ビッシュ・ド・ノエル(ブッシュ・ド・ノエル)
フランス語で「クリスマスの丸太(薪)」という名前のケーキ。
ロールケーキを1本丸ごと使ってバタークリームなどで
薪のようにデコレーションされています。
なぜ薪をかたどったケーキなのかは諸説ありますが、
フランスでのクリスマスケーキの定番です。
北欧のクリスマス菓子
フィンランドのヨウルトルットゥ
(プラムジャムなどをトッピングまたは包んだ手裏剣型のパイ菓子)、
デンマークのエイブルスキーバー
(専用の型を使って焼く球形の焼き菓子)、
スウェーデンのルッセカット
(サフランを使った黄色のパン。12月13日のルシア祭の定番)
などがあります。
国が違えばクリスマスの呼び名や
お菓子も違っているのは面白いですね。
当院でも、クリスマス気分が味わえるよう
リースやトナカイを飾ってクリスマス仕様です。
訪問診療で伺う老人ホームでも、
かわいらしいサンタクロースやツリー、
トナカイの装飾が出迎えてくれました。
皆さんも飾りつけやごちそうを楽しんで
素敵なクリスマスをお過ごしください。
【医院からのお知らせ】
12⽉28⽇(⽇)から1⽉4⽇(⽇)まで
年末年始の休診となります。
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佐倉歯科口腔クリニック〒330-0856 埼玉県さいたま市大宮区三橋2-19-1
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