2025年12月16日火曜日

クリスマストリビア

こんにちは。院長の佐倉です。

年末年始にどのようにお過ごしになるのか

ご予定はお決まりでしょうか。


普段よりも少し豪華な食事を楽しもう

という方もいらっしゃることと思います。

美味しいものをたくさん食べて、

冬の寒さを乗り越えていきましょう。



さて、この時期ごちそうを食べられる機会は

年末年始のほかにも、クリスマスがありますね。


今回はクリスマストリビアを3つご紹介します。


①クリスマスはキリストの誕生日ではない⁉

12月25日はイエス・キリストの誕生日であり、

それを祝うのがクリスマスだと思っている方も多いと思います。

ところが実は、キリストの誕生日の正確な日付は不明なのだそうです。

新約聖書にも誕生日の記載はなく、

だれにもわからないのだそうです。


では、どうして12月25日がクリスマスになったのでしょうか。

起源は325年にまでさかのぼります。

5月の第1ニカイア公会議において、

キリストの降誕を祝う日についての議論がされました。


日付の候補は、おもなものだけでも、

1月6日、2月2日、3月25日、3月28日、

4月2日、4月19日、4月29日、5月20日、

11月8日、11月17日、11月18日、12月25日がありました。

このうち、古代共和政ローマ時代の

「ローマ暦」において冬至の日とされていた12月25日が、

「降誕を祝う日」として次第に定着していったといいます。



②クリスマスの語源

日本ではクリスマスと言われていますが、

これは「クリスマス」という英語が

「キリスト(Christ)のミサ (mass)」

という意味に由来するからです。

フランスではノエル、スペイン語ではナビダー、

ドイツ語ではヴァイナハテン、イタリア語ではナターレ、

などと呼ばれています。

日本でもクリスマス以外に

「降誕祭」、「降誕日」、「聖誕祭」、「聖夜」といった呼び方があります。



③国ごとに違う、クリスマスのお菓子

日本では、昭和の時代の定番・ショートケーキから始まり、

今ではさまざまなクリスマスケーキが販売されていますね。


世界にもクリスマスの伝統菓子が様々あります。

代表的なものをピックアップしてみました。


イギリス:クリスマスプディング

ケンネ脂(牛脂)、ドライフルーツやナッツ、

香辛料、ラム酒などをたっぷり使う蒸し菓子です。


ドイツ:シュトーレン(シュトレン)

バター入りの生地に、

洋酒漬けのドライフルーツやナッツをたっぷり練り込み、

パンのように発酵させて作るお菓子です。


イタリア:パネットーネ(パネトーネ)

パネットーネ種という天然酵母を使って作るドーム型のパン。

卵やバターを使ったリッチな生地に、

ドライフルーツがふんだんに混ぜ込まれていて

お菓子のように味わえます。


フランス:ビッシュ・ド・ノエル(ブッシュ・ド・ノエル)

フランス語で「クリスマスの丸太(薪)」という名前のケーキ。

ロールケーキを1本丸ごと使ってバタークリームなどで

薪のようにデコレーションされています。

なぜ薪をかたどったケーキなのかは諸説ありますが、

フランスでのクリスマスケーキの定番です。


北欧のクリスマス菓子

フィンランドのヨウルトルットゥ

(プラムジャムなどをトッピングまたは包んだ手裏剣型のパイ菓子)、

デンマークのエイブルスキーバー

(専用の型を使って焼く球形の焼き菓子)、

スウェーデンのルッセカット

(サフランを使った黄色のパン。12月13日のルシア祭の定番)

などがあります。



国が違えばクリスマスの呼び名や

お菓子も違っているのは面白いですね。


当院でも、クリスマス気分が味わえるよう

リースやトナカイを飾ってクリスマス仕様です。



訪問診療で伺う老人ホームでも、

かわいらしいサンタクロースやツリー、

トナカイの装飾が出迎えてくれました。




皆さんも飾りつけやごちそうを楽しんで

素敵なクリスマスをお過ごしください。




【医院からのお知らせ】

12⽉28⽇(⽇)から1⽉4⽇(⽇)まで

年末年始の休診となります。






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佐倉歯科口腔クリニック
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