2025年9月17日水曜日

話題作を観てきました

こんにちは。院長の佐倉です。

9月も半ばを過ぎ、少しずつですが

秋めいてきたように感じます。


「食欲の秋」「読書の秋」

「スポーツの秋」など、

秋の形は人それぞれですが、

実り豊かな日々を過ごすために、

くれぐれも体調管理には

お気をつけてまいりましょう!



さて先日、映画「国宝」を観てきました。



6月6日に公開された映画 ですが、

まだ上映している映画館も少なくないですし、

興行収入も130億円を超える 大ヒット作ですから

観た方も多いと思います。


吉田修一の同名小説を、

『悪人』の李相日監督が映画化した人間ドラマで、

あらすじは、

任侠の家に生まれた男が歌舞伎の世界に飛び込み、

芸の道に人生を捧げて歌舞伎役者になるまでを描く、

というもの。



私自身は、今まで歌舞伎を観た経験はありませんでしたが、

それでも映像の美しさと、

主役の吉沢亮さんと横浜流星さんの演技は

心惹かれるものがありました。


俳優さんとはいえ、

歌舞伎役者ではない二人の演技は

相当の稽古をしたことだろうと思わせるものでした。


聞くところによれば、歌舞伎の稽古に

1年半 を費やしたというではありませんか。


俳優さんはいろいろな役に

なりきることがお仕事とは思いますが、

その努力に敬服するばかりです。



映画に感銘を受けたので、

原作の小説も読んでみました。



上下巻あるかなり長編の作品ですが、

その面白さに一気に読み切ってしまいました。


映画と原作では、

ストーリーが少し異なる部分もあるのですが、

映画を見た後だったので物語と映像が重なり、

歌舞伎に疎い私もわかりやすく読み進められました。


映画は見たけれど原作はまだ、という方も

小説と映画、それぞれに良さがあるので、

両方を体験してほしいと思います。


これを機に、歌舞伎座で歌舞伎を鑑賞して

今年は芸術の秋を楽しんでみようかな、

とも考えています。



どの世界でも、事を成し遂げるということは

大変な努力が必要なのだな、と

途方もない道程に思いをはせつつ、

歯科医として、その片鱗を少しでも見習おうと

心を打たれた作品でした。




【医院からのお知らせ】

10⽉14⽇(⽕)は近代⼝腔科学研究会出席のため

臨時休診となります。

振替で16⽇(⽊)診療します。





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佐倉歯科口腔クリニック
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