2024年2月20日火曜日

バレンタイン

こんにちは。院長の佐倉です。

2月といえばバレンタイン

大切な人だけではなく、

自分自身にチョコレートを用意した方も

多いのではないでしょうか。



今回は、バレンタインデーについて

お話していきたいと思います!



◯バレンタインデーの歴史


バレンタインデーの起源は、

ローマ帝国時代までさかのぼります。


「バレンタイン」

司祭ウァレンティヌス(ヴァレンタイン)の名前に由来し、

かつてバレンタインデーは、

西暦269年2月14日に処刑された

司祭ウァレンティヌスを

祭る日だったといわれています。


当時のローマ皇帝クラウディウス2世は、

「若者が戦争へ行きたがらないのは、

故郷に残る家族や恋人と離れたくないからだ」として、

結婚を禁じていました。

そのような状況の中、

キリスト教司祭のウァレンティヌスは、

結婚もできないまま戦地へ送られる若者を

かわいそうに思い、

若い兵士の結婚式を内緒でとり行っていたのです。


そのことを知った皇帝は

ウァレンティヌスを問いただし、

二度と法に背かないよう命じます。

しかし、ウァレンティヌスは

それにも従わなかったため、

処刑されてしまいました。


その後、ウァレンティヌスは

「聖バレンタイン」という聖人として、

広く知られるようになったのです。


バレンタインがイベントとなったのは14世紀頃

ウァレンティヌスが処刑されて以降、

毎年2月14日はローマの国民が

お祈りをする日となりました。


さらにその後、14世紀頃からは

「バレンタインデー」として、

恋愛に結びつけられるイベントが

スタートしたといわれています。


現在もバレンタインデーは、

恋人たちが愛を誓い合う日として、世

界各地でさまざまな形で祝われているのです。




◯日本のバレンタインデー


諸説ありますが、

日本のバレンタインデーの始まりは

昭和10年(1935年) に

チョコレートショップ「モロゾフ」

英字新聞に広告を掲載したときとされています。


その後、昭和30年代の

後半から40年代にかけて、

チョコレート会社や百貨店が行った

広告やイベントにより、

チョコレートを贈るという

日本独自の文化が定着していきました。 




◯チョコレートはむし歯になる?


むし歯の原因になるのは、砂糖です。

チョコレートに限らず、

砂糖がたくさん含まれている食品が

むし歯になりやすいのです。


チョコレートには色々な種類があり、

ミルクチョコレートやビターチョコ、

ブラックチョコなど本当に様々な種類があります。

最近は高カカオチョコレートと言って、

甘さではなく苦みが勝っているものがあります。


これは砂糖よりもカカオがたくさん使われているため、

苦みを強く感じるのです。

最近の研究によると、

チョコレートやココアなどに含まれる

カカオ・ポリフェノール

むし歯になりにくいと報告もあります。


カカオ・ポリフェノールの効用

・むし歯菌(ミュータンス菌)への抗菌作用

・歯周病菌に対する殺菌効果

・歯垢をつきにくくする

・口臭を防ぐ

・口内の浄化



逆にミルクチョコレートなど

甘みの強いチョコレートは

砂糖の含有量が多く、

むし歯になりやすいと言えるでしょう。


もうひとつ注目すべき点として、

キシリトール入りチョコというのもあります。

キシリトールは自然界に存在する天然の甘味料で、

むし歯になりにくい甘味料です 。

ガムはキシリトールガムが主流ですが、

チョコレートやあめなどにも

甘味料としてキシリトールを使用したものが

最近は販売されています。



甘いものは美味しいですが、

むし歯のリスクも考慮して、

チョコレートなどを食べた後には

いつも以上にしっかりと

歯を磨くよう心がけましょう!



【医院からのお知らせ】

3月25日(月)は、

近代口腔科学研究会出席のため休診となります。




.:*:'゜.:*:'゜.:*:'゜.:*:・'゜.:*:・'゜.:*:・'゜ 

佐倉歯科口腔クリニック
〒330-0856
埼玉県さいたま市大宮区三橋2-19-1 
TEL:048-645-5558
URL:http://www.sakura-stoma.com/
Googleマップ:https://g.page/r/CfpzAeOquQx1EAE?gm