こんにちは。院長の佐倉です。
寒さの厳しい日が続いておりますが、
新年を迎えたおかげか清々しさも感じられます。
元旦は
さいたま新都心のビルの間から昇る
初日の出を拝みました。
ビルの影に差し込む光が美しく
そして心なしか神々しく思えました。
その後もすっきりと晴れていて
いつもジョギングに行く途中から見える富士山も
絵画のように美しく見えました。
ところで皆さんは初夢をみましたか?
「一富士二鷹三茄子」というフレーズを
聞いたことがある方も多いかと思います。
これらは初夢に見ると縁起がいいとされているもので、
1番目に富士山、2番目に鷹、3番目に茄子を見ると
とても縁起がいいとされています。
今回この「一富士二鷹三茄子」の意味や由来について
少し調べてみました。
富士山は「不死」、鷹は「高い」、
茄子は「成す」という意味があるようです。
縁起物とされるようになった由来には諸説あり、
大きく分けて二つの説があります。
一つ目は現在の静岡県中央部にあたる駿河国にある
価値の高いものを並べたとされる説です。
富士山、愛鷹山、初物の茄子の価格とされています。
二つ目の説は、徳川家康が好んだ物が
富士山や鷹狩り初物の茄子であったという説です。
ちなみに初夢で見る縁起物としては
「一富士二鷹三茄子」までが一般的に知られていますが、
実はこの縁起物には続きがあるのです。
なんと縁起物は6番目まであり、
「四扇(しおうぎ)」「五煙草(ごたばこ)」「六座頭(ろくざとう)」
とされています。
扇というと、暑い時に扇いで風を感じるためのもの
というイメージがあるかもしれませんが、
その他に儀式や踊りを舞う際に使用する小道具としても
古くから使われてきました。
またタバコもおまつりやお祝い事などで
人が集まる際には、なくてはならないもののひとつでした。
このため縁起物とされていたようです。
「座頭」という言葉は
あまり聞き慣れない言葉かもしれません。
座頭とは髪の毛を剃った盲人のことを指し、
「毛が無い」ことから「怪我無い」とされ、
家内安全を願う象徴だそうです。
何気なく知っている「一富士二鷹三茄子」も
調べてみると深い意味や由来があり、興味深いですね。
今年も一年いい夢をみてすごしたいと思います。
【医院からのお知らせ】
2月22日は木曜日ですが、振替で一日診療します。
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