こんにちは。院長の佐倉です。
８月も終盤ですが、
まだまだ日中の暑さは油断ができません。
熱中症への警戒はもちろんのこと、
この時期は夏の疲れから来る体調不良にも
気をつけたいところです。
「歯が痛む」「歯がしみる」といった
お口の症状がでた場合には、
どうぞお早めにご来院ください。
さて、今回は歯科医院以外での歯科医師のお仕事について
お話したいと思います。
実は今年の４月から
さいたま市の介護認定審査会の委員になっています。
耳慣れない組織だと思いますので簡単に説明しますと、
介護認定審査会とは、市町村の附属機関として設置され、
要介護者等の保健、医療、福祉に関する
学識経験者によって構成される合議体です。
主な役割はその名のとおり、介護認定の審査です。
高齢者の方など介護の必要な方が
どの程度の介護が必要かを審査し要介護度を審査・判定します。
判定された要介護度によって
利用できる介護保険サービスが異なってくるので
介護が必要な方の日常生活や
ご家族の負担に大きく影響する重要な役割といえます。
審査は市町村や関係団体からの推薦によって
市町村長から任命された認定審査委員会のメンバーが話し合って行います。
医療として 医師や歯科医師・薬剤師、
保健として 看護師や保健師・歯科衛生士、
福祉として 介護福祉士や社会福祉士・介護支援専門員などの実務経験者
といったメンバーです。
認定調査に基づいた
全国共通のコンピュータによる「一次判定結果」と
「主治医意見書」をもとに
申請者の要介護度を公平かつ公正に審査・判定します。
さいたま市の北区、見沼区、大宮区、西区の介護認定審査会は
大宮区役所で毎月２回行われます。
高齢者の増加もあり、さいたま市の介護認定申請者の数は
毎年かなりの数になります。
一つの合議体は５名で構成され
大宮地区だけでも２４の合議体があり、
毎月２回、１回につき３５名位の方の審査をしています。
申請する方がどのくらい多いか分かると思います。
大宮区役所は２０１９年に新しくなった
とてもきれいで斬新的なデザインの建物です。
近くには大宮氷川神社の参道もあり、
参道を散歩するのも楽しみです。
今後も歯科医師として
少しでも市民の皆さんのお役に立てるように
審査会の仕事にも励んでいきたいと思います。
【医院からのお知らせ】
９月１１日（月）は近代口腔科学研究会出席のため
臨時休診になります。
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